20世紀前半のカメラ


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20世紀前半のカメラ

(13)2号ブローニー
  1901年、コダック製(アメリカ)

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コダックのブランド「ブローニー」の2号機。初心者向けのボックスカメラ。最初のブローニーカメラは1900年発売。

(14)クリューゲナー・デルタ
1903年、R.クリューゲナー製(ドイツ)

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 木製だが、カメラの前ぶた部分が当時最先端のアルミでできている。アルミが珍しい時代だったので素材のまま使用されている。クリューゲナーは珍しいデザインで有名。後に合併でイカとなり、さらにツァイス・イコンの母体の1つとなった。

(15)イカ・キューピッド
 1909年、イカ製(ドイツ)

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 乾板からロールフィルムへの転換期のカメラで、両方撮れる兼用機。前ぶたを開くとレンズが自動的に起立するスプリングカメラの先駆となった製品。

(16)アダムス・ミネックス・トロピカル 

1911年、アダムス製(イギリス)

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イギリスのカメラ産業最盛期の代表的な名機の1つ。奈良市の美術館「大和文華館」の初代館長・矢代幸雄氏が美術品撮影のために愛用していたもの。

(17)ヴェストポケット・コダック
  1912年、コダック製(アメリカ)

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世界最初の大量生産カメラ。後にドイツでピコレット、日本でパーレットと追従カメラが登場した。

(18)アトム53 
  1920年、イカ製(ドイツ)

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前ぶたを開くとワンタッチでレンズ部が所定の位置に固定される。アトム版の語源となった人気カメラ。

(19)エキザクタⅠ 
  1934年、イハゲー(ドイツ)

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最初の近代的な一眼レフ。ライカやローライなどの小型カメラが人気を集めるなかで孤軍奮闘した。

(20)コンタフレックス 
  1934年 ツァイス(ドイツ)

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 35mmフィルムを使う二眼レフ。標準50mmレンズ付きで2200円(高級住宅2軒分)という値段が話題になった。